久しぶりの更新です。
驚く記事を発見しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130718-00000010-jij-sctch
この記事によると、将来的に治療ができる可能性は出てくるかもしれない。
研究が進み、仮に実証されるようになったとしても、随分先のことにも思えるが。
しかしいつか、ダウン症が「治る」時代が来るのか?
確かにダウン症は知的障害や心臓病、さまざまな合併症があり、それらはないにこしたことない。親としては勿論、病気などなく身体も元気であってほしい。
もしその治療ができるようになったら、今の病気も治るの?
外見や性格、その子の個性までも変わってしまうのかな?
それは実に考えもの。
今は赤ちゃんだけど、これから病気を乗り越え、
その後は療育などに通って、障害や色々な困難にも立ち向かっていく。
家族としてもこの子の愛情をたっぷり与え共に、
一緒に成長していく。
そうやって家族の絆はより深まっていく。
その乗り越えた先にはきっと笑顔が溢れているし、その子なりの素晴らしい個性があると思う。
でも、その個性を、その子そのものまでも変えてしまうのはどうなんだろうか。
良くも悪くも、妙に複雑な気持ちになってしまいます。
今の医学の進歩は素晴らしいし、実際に私たちも、子供の心臓病に関しては頭が上がらない。
先生方にも、すごく感謝してる。
ただその医学の進歩は時により、それが本人にとって幸せなことなのか?
と考えてしまう。
皆はこれを見てどう思うのかな。
このニュース記事に対して賛否両論だとは思うけど、皆のそれぞれの考えや意見にも興味はある。
うーん、なんだか今は非現実的な感じ、と言うことが率直な意見だけど、人類の進歩と共に、世の中には新たなモノがどんどん産み出されていく。
良くも悪くも。
決して人事ではないから、なんとも言えない、不思議な気持ちになりました。
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にほんブログ村※以下引用
ダウン症iPS、修正成功=余分な染色体の働き止める―将来は治療応用も・米大学
時事通信 7月18日(木)2時5分配信
ダウン症候群の患者の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、特殊な遺伝子を使って通常より1本多い染色体の働きをほぼ止めることに、米マサチューセッツ大医学部のジャンヌ・ローレンス教授らが成功した。17日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文を発表した。
この遺伝子は女性に2本あるX性染色体のうち、片方の働きを止めている「XIST」遺伝子。
ダウン症は21番染色体が通常の2本でなく、3本あることが原因で起きる。知的発達の遅れや心臓疾患などの症状や程度はさまざまで、21番染色体にあるどの遺伝子の働きが多いことが原因なのか、詳しい仕組みの解明が進んでいない。
しかし、この技術を応用すれば、同じ患者の細胞で21番染色体の働きを制御して影響を調べられるため、症状と原因遺伝子の関係の解明が進むと期待される。
これまで一つの遺伝子の異常が原因で起きる病気には、遺伝子治療が試みられてきた。ローレンス教授は「長期的にはダウン症患者の『染色体治療』ができる可能性がある」と説明している。同教授らは今後、ダウン症のモデルマウスを使って、染色体治療ができるか取り組む方針。
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